今回はダイエットにおいて大切な『肋骨』についてお伝えします!
体の中でも大きく中心となる骨の肋骨。
胴体に丸く大きくある肋骨はプロポーションの良し悪しに大きく関係しています!
もちろんダイエットの成果に対しても、肋骨の状態というのは非常に関係性が高いです。
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肋骨が横に大きく開いてしまう、、、
肋骨に左右ズレがある、、、
などの状態では、いくらトレーニングをしたところで成果が出にくいです。
体の中心部分にある骨ですから、歪めば腕や足にも悪影響を及ぼしてしまいます。
そこで今回は肋骨の状態が悪くなってしまう原因と改善方法をお伝えします!
目次
肋骨の構造を確認しよう!
まずは肋骨の構造を確認しましょう。
肋骨は胸椎(胸・背中の背骨)に付着していて円を描くように丸い構造をしています。
胸椎は全部で12個の骨で形成されています。
その胸椎1つ1つに肋骨は付着していて、片方12個・全24個の骨で形成されています。
引用:RPP
胸椎の背中から胸の中心にある胸骨と言う骨に向かって円形で繋がっています。
肋骨の状態が悪くなる原因
肋骨の良い状態というのは『綺麗に全体が丸い』状態です。
もちろん肋骨も複数の骨が集合して機能をしているのでズレや歪みが生じやすいです。
肋骨の状態が悪くなる原因として
- 猫背、胸を張り過ぎる(姿勢が悪い)
- 呼吸が浅い
- 骨盤・股関節の状態が良くない
があります。
猫背・胸を張り過ぎる(姿勢が悪い)
上記で説明したように、肋骨が付着している骨は胸椎です。
姿勢が悪く、猫背や背中が丸くなると背骨が硬くなります。
そうすると背骨の一部である胸椎も硬くなり、もちろん肋骨も硬くなります。
また、間違った姿勢で『胸を張り過ぎる』事も原因になります。
猫背姿勢だとダメ・背中が丸いと良くないと思って、
胸を張る姿勢をしている方は多くいますが、実は胸を張る姿勢が間違いなんです!!!
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本来、背骨にはS字カーブと言う正しく姿勢を保つ構造があり、胸椎は後ろに丸くカーブを描いています。
なので正しい姿勢は背中が丸い状態なんです。
呼吸が浅い
1つ目の原因で猫背で姿勢が悪くなると、肋骨を潰してしまいます。
その場でやってみるとわかりますが、座って背中を丸めた状態で深呼吸をしてみてください。
全く深く呼吸が出来ないと思います。
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毎秒行う呼吸ですが、毎回呼吸を行うごとに肋骨は動きます。
酸素を吸って体内に取り込むと、肋骨の中にある肺が膨らみます。
しかし、猫背では肋骨が潰されて動かないですし深い呼吸は出来ません。
しっかりと呼吸が出来ないと筋肉は硬くなりやすく、体が緊張してしまい歪みやズレの原因になります。
骨盤・股関節の状態が良くない
骨盤・股関節に歪みやズレなどが起きて、状態が良くない事で肋骨にも悪影響が及んでしまいます。
背骨を支えている土台となる部分が骨盤であり、骨盤が歪む事で上にある背骨・肋骨も歪みやすくなります。
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また、胸椎と骨盤の動きに連動性があります。
骨盤前傾(骨盤が前に傾く)と連動して、胸椎は伸展(胸を張る)します。
逆に骨盤後傾(骨盤が後ろに傾く)と連動して、胸椎は屈曲(背中が丸くなる)します。
本来、骨盤は前傾しています。
それじゃ、本来胸椎はS字カーブの関係で『後ろに丸くなる』から矛盾じゃない?
と思いますが、あくまでもこれは『動き』の中での話です!
結論、骨盤が前傾・後傾のどちらかの方向へ過剰に傾いていると肋骨に負担がかかってしまうという事です。
肋骨の形が悪いと、、、
上記が原因で骨盤の状態が悪くなってしまうと、ダイエットで痩せるには非常に不向きになってしまいます。
その理由としては痩せるために脂肪燃焼するには酸素が必要だからです!
有酸素運動やトレーニングを行って、体内に酸素が入ると脂肪は『脂肪酸』『グリセリン』と言う物質に分かれてから運動・トレーニング時のエネルギー源に変わります。
本題へ戻ります。
上記でお伝えした通り、肋骨が潰れていたり、歪みやズレが起きていると呼吸をした際にしっかりと酸素を取り込みにくくなります。
結果=『酸素が体内に取り込めず脂肪をエネルギ―として使用できない』ので痩せにくい体になってしまいます。
肋骨へのアプローチ方法
上記の問題点を改善するために
- 肋骨の硬さ
- 背骨の柔軟性
- 背骨の動き
へのアプローチ方法をご紹介します!
まずはしっかり各部位のストレッチをしっかり行い、『硬さ・緊張』を取る事が改善・解消に繋がります。
肋骨のマッサージ
片手で後頭部を触りながら体を側屈(横に倒す)する事で肋骨を触りやすくなります。
この状態から肋骨と肋骨の間を『深呼吸』しながら指を入れてほぐしましょう!
呼吸をして空気を体内に取り込む際に肋骨が膨らむので、そのタイミングでほぐすと効果的です!
背骨のストレッチ
次に背骨のストレッチです。
立位姿勢から上半身~骨盤までを折るように脱力状態を作りましょう。
この時に頭・腕などの上半身を完全に力を抜いた状態が作れると効果的です!
背骨の動きストレッチ
最後に柔軟性のついた肋骨・背骨に動きをつけます。
学生の頃に良く行った体育座りをして、背骨でバランスを取ってコロコロ転がりましょう。
ポイントは転がる時・起き上がる時にどちらも綺麗な丸い形をキープして行うと効果的です!
まとめ
肋骨の状態が悪くなる原因=猫背・胸を張り過ぎる(姿勢が悪い)呼吸が浅い・骨盤・股関節の状態が良くない
肋骨の状態が悪いと酸素を体内に取り込みにくくなり、痩せにくい骨格なる
そもそも、人間は酸素が無いと死んでしまいます。
肋骨の状態が良くないと酸素をしっかり取り込めないので、肩こりや頭痛・悪化すれば病気の原因にもなりかねません。
そんな状態を無視してまで痩せようとしたり、トレーニングをすると冷静に考えて危険です。
まずはもちろん見た目も大切ですが、痩せれる状態を作ってからトレーニングを行いましょう!
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