膝に溜まった脂肪を落とすなら『足首・股関節』をチェックする!

今回は『膝』に溜まる脂肪の原因・解消法についてお伝えします!

 

全く運動をせず過剰に好きな物ばかりを食べて、気づいたら下半身に沢山脂肪がついていた、、、

とくに下半身の部位でも『膝』周りには脂肪が付きやすいです。

いくらトレーニングをしても膝上の脂肪が落ちなくて悩まれている方は多いのではないでしょうか?

 

夏も本場になり、スカートやショートパンツを履くのに膝回りに脂肪が溜ついていたり、足が太かったら嫌ですよね。

そこで今回は膝に脂肪が溜まってしまう原因・解消法をお伝えします!

なぜ『膝』に脂肪が溜まりやすいのか?

トレーニングしても膝の脂肪がなかなか落ちないのはなぜでしょうか。

トレーニング強度が低くても、本来であれば脂肪は溜まりやすい個所ではないのでしっかりと落ちるはずです。

 

膝に脂肪が溜まってしまう原因として

  • 姿勢が悪い(骨盤)
  • ハイヒールの履き過ぎ
  • 足裏に問題がある

です。

姿勢が悪い(骨盤)

下半身に脂肪が溜まったり痛みなどの異常が起きている場合は骨盤が正しい状態にない事が多いです。

骨盤が後傾(後ろに倒れる)する事で股関節の可動域が制限され、膝関節も制限されます。

その場でやってみるとわかりますが、骨盤を後ろに倒した状態で足を上げてみて下さい。

非常に前ももが疲れると思います。

この状態で常日頃・日常生活を送ると前ももをずっとトレーニングしている状態になってしまうので、疲れてしまい悪い姿勢が悪化したり、むくんで脂肪が溜まりやすくなります。

ハイヒールの履き過ぎ

ファッションではもちろん、仕事でも多く履きこなすハイヒールですが、長時間履く事により膝へ悪影響を及ぼします。

ハイヒールを履くとつま先重心になります。

つま先重心になると膝を伸展(膝を伸ばす動き)が強くなる事で前もも・膝に大きく負担がかかります。

足裏に問題がある

膝だけではなく股関節もそうですが、足裏の状態が良くないと下肢全体の状態が悪くなります。

足裏にはアーチと呼ばれる足裏の機能・構造があり、地面から受ける衝撃を緩和する働きがあります。

そのアーチが崩れていると直接膝関節へ負担・衝撃がかかってしまう事で膝回りの筋肉が緊張し硬くなり脂肪が溜まりやすくなります。

『膝関節』が機能しないと脂肪が溜まる!

上記で膝に脂肪が溜まりやすい原因を解説しましたが、膝関節がしっかりと機能しないと下半身全体に脂肪がつきやすくなります。

下半身には大きく分けて3つの関節があります。

  • 足関節(足首)
  • 膝関節(膝)
  • 股関節

です。

引用:ハリーの健康&スキーブログ

 

各関節にはそれぞれ機能があります。

 

足関節(足首)には体を支える働きがあります。立位や歩行時に地面に対して足の裏でバランスを取り下半身を動かすための役割をしています。

【足底アーチ】と言う足裏の機能もあり、親指・小指・踵の3点でバランスを取って地面から受ける衝撃を吸収・緩和する構造がある事から足裏・足首は体を支える働きに特化しています。

 

股関節は力を発揮する働きがあります。

例えば下半身のトレーニングの代表的な種目であるスクワット。

しゃがむ動作・起き上がる動作では共に股関節へ負荷がかかります。

このように下半身に体重を乗せる時や負荷を支える時などで力を発揮する働きを股関節が担っています。

 

そして最後に膝関節(膝)です。

膝関節は足関節と股関節を繋いでいる・連動させている働きを持ちます。

足首や股関節は色んな方向に動かす事が出来て可動範囲が広いです。

しかし膝関節は曲げ伸ばし(屈曲・伸展)しかありません。

そのため負荷をかけたり、支える役割に使ってしまうと膝関節が捻じれたり本来であれば動かない方向に動いてしまう事があります。

膝に溜まった脂肪を落としたいなら『膝は気にしない!』

上記で下半身の各関節における機能を説明しましたが、

結論=足関節・股関節が機能しないと膝関節が【支える・力発揮をする】役目になってしまい膝周辺の筋肉が硬くなって脂肪が溜まりやすいという事です!

なのでいくら膝回りをマッサージしたり、膝回りのトレーニングをしても脂肪が落ちやすくなるわけではありません。

しっかりと足関節・股関節の機能を取り戻して、膝関節に負担をかけず自由にさせる事が必要です!

膝に溜まった脂肪を落とすストレッチ・トレーニング

膝の機能を取り戻すためにまずは足関節・股関節の機能を取り戻しましょう!

筋肉がしっかり機能しない状態の原因は

  • 筋肉がガチガチに硬くなっている(伸張しない)
  • 筋質力が無い(力が入らな・収縮しない)

のどちらかです。

なのでしっかりと筋肉を伸び縮みさせる事で機能しやすくなり、筋肉本来の役割を果たします!

 

上記で説明したように膝関節を『繋ぐ・連動させる』働きをさせるには、

まず足関節・股関節をしっかりと機能させるという事でした。

 

まずは足関節のストレッチとトレーニングから!

足関節のストレッチ

足関節には腓腹筋(ふくらはぎ)のストレッチを行いましょう!

・腓腹筋ストレット

足関節のトレーニング

足関節のトレーニングは、ストレッチを行った後に『つま先立ち』を連続20回×3セットを行いましょう!

つま先を上げる動きや背伸びをする動きで足関節・ふくらはぎ(腓腹筋)を鍛える事が出来ます。

 

次に股関節のストレッチとトレーニングです!

股関節のストレッチ

股関節はハムストリングス(もも裏)・大腿四頭筋(もも前)・臀筋群(お尻)のストレッチを行いましょう!

・ハムストリングスストレッチ

・大腿四頭筋ストレッチ

・臀筋群ストレッチ

股関節のトレーニング

股関節のトレーニングは足全体に刺激を与える事の出来る『スクワット』を行いましょう!

しっかりと足の裏全体で地面を押す事を意識して行うと効果的です!

まとめ

膝に脂肪が溜まる原因は姿勢が悪い・ハイヒールの履き過ぎ・足裏に問題がある

意識すべきは足関節(足首)股関節!

足関節と股関節をしっかりと機能させる事が膝に溜まった脂肪を落とすポイント

 

下半身にある3つの関節は全て連動して繋がりを持ちます。

そこで1つの箇所だけにアプローチをかけても改善・解消には程遠いです。

膝回りのマッサージをしても中々効果が出なかった人は是非参考にして、ストレッチ・トレーニングというアプローチに変えてみて下さい!

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